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【見積もり】フリーランスが後悔しないで案件を契約するためのコツ – 未入金を防げ!

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こんにちわ、平凡なるフリーランスです!

今回の記事では、フリーランス(個人事業主)を開始して初めて案件を受注出来た方、もしくはこれから案件を受けていこうとお考えの方へ、御見積もりを作る時のコツと注意点をご紹介します。

大事な案件を失敗・苦い記憶にしない為に、是非最後まで読んでいただけると嬉しいです。

作業する項目を洗い出そう

御見積もりを作成するにあたって1番大事なのは初回の打ち合わせです。
クライアントのご要望・ゴール地点を具体的に細かく把握する必要があります。
ここを疎かにしてしまうと自分の首を絞めてしまいます。

Webに関して、クライアントは素人と考えてください。

「トップページはこんな感じ(参考URL)で、会社概要とお問い合わせがあればOKです。概算で見積もりを作ってください。」

こんな感じで依頼するクライアントが少なくないです。
このまま概算お見積もりを作成すると、案件進行中に「あれやこれが欲しい」と追加機能や要望が必ず発生します。
そのタイミングで追加費用を算出しても良いですが、初回の時点で最低限の項目はクライアントと共有しましょう。

参考サイトを見ながらでもOKです。

  • スマートフォンの対応
  • スライドショーの設置
  • サイト内検索機能の設置
  • 新着情報やイベント情報を投稿する予定か [Wordpress]
  • サイト内で商品購入があるか [ECサイト]

等々、案件によって実装される機能やコンテンツは様々です。
具体的な機能をお見積りを作成する段階でクライアントへ確認しましょう。

もう一度言わせていただきますが、ここを雑にすると赤字になる上に仕事へのモチベーションが下がる原因になるので慎重に検討して下さい。

サイトマップを作成してページ単価で計算しよう

具体的にコンテンツや実装する機能を洗い出したら、制作するサイトの『サイトマップ』を作成しましょう。

案件の内容によりますが、Web制作の制作費を算出する際はページ数で計算する事をオススメします。
理由としては、制作途中に「〇〇〇のページがいくつか追加になったので制作して欲しい」といった要望があった場合に対応しやすくなります。
私が使っているサイトマップのテンプレートを別記事にまとめますね。

お見積りを作成しよう

必要な機能と制作するページ数が把握出来たら、実際にお見積りを作成しましょう。
あくまで参考としてもらえると嬉しいです。

  • 【プロジェクト管理】
    サイトマップ、ワイヤーフレーム、スケジュール表作成

  • 【Webサイトデザイン制作】
    トップページ、ベースページ、下層ページ

  • 【HTMLコーディング】
    トップページ、ベースページ、下層ページ

  • 【Wordpress構築・設定】
    サーバ設置、テンプレート構築、デザインカスタマイズ、お問い合わせフォーム設置

  • 【その他】
    修正対応、表示検証、諸経費

大項目から段階的に項目を分けていくとクライアントも理解しやすいと思います。
1つ1つの対応費に関しては、人と経験によって差がありますので、項目に対して時給や工数で計算すると良いかと思います。

検索すると詳しく説明してくれている方々がいますので、そちらを参考にしてみてください。

業務委託基本契約書と着手金について

今回の記事で重要な内容になります。

クライアントから案件を[受注]→[制作作業]→[納品]→[制作費をご入金いただく]

以上が通常の流れです。
ですが、稀に本当に稀に『納品まで完了したが、制作費の入金がされない』といった事があります。
私は経験ありませんが、クリエイター友人の経験を聞いて胸が苦しくなる思いでした。

この記事を見てくださっている方は「まさか自分にはそんな事ないだろう」と考えないようにしてください。
被害にあっているフリーランサーは少なくありません。
「相手が会社だから安心」というのは甘いです。

そこで大事なのは「業務委託基本契約書」と「着手金」の契約です。

業務委託基本契約書は必ず交わしましょう

初めての案件だと契約書無しで受注してしまいがちです。
受注できたタイミングで、お礼の挨拶と合わせて「業務基本契約書を締結したい」という旨を伝えましょう。
相手が会社であれば、クライアントが使用している「業務委託基本契約書」を送付していただけると思います。

この契約書を交わしておけば、お互いに案件への責任感を持ちつつ納品まで安心して制作作業に取り組む事が出来ます。

着手金を請求しましょう

「業務委託基本契約書」を交わす際に「着手金」の請求をしましょう。
これまでに、お仕事でお世話になっているクライアントや代理店でしたら請求する必要はありません。

ですが、新規クライアント・初めての取引相手と案件を進行する場合は、制作作業の前に「着手金」の請求をします。
私の経験上ですが、着手金の支払いを拒否される事はほぼありません。
もし、支払い拒否された場合は少し警戒するくらいの方が良いと思います。

話題のクラウドワークスを使ってみよう

御見積もりや「業務委託基本契約書」「着手金」のやり取りが不安・自信がないという方は、クラウドワークスといった仲介サービスを利用しましょう。
私自身も発注側・受注側ともに活用しています。

メリットは何といっても「仮払い」段階がある事です。
「着手金」の代わりとも言えますね。

  1. 仮払い
  2. 業務
  3. 納品
  4. 検収
  5. 支払い
  6. 完了・お互いの評価

クラウドワークスで仕事検索から契約までの流れ

ライティングからWebデザイン、コーディング、javascript機能実装、Wordpressプラグイン設置、デバッグ対応・・といった幅広い案件が多いので、自分の得意分野で活動できるメリットがあります。

良い仕事をするとクライアントから継続的に案件をいただく事があります。
クラウドワークスはこれからのフリーランス生活を充実させる為に、是非活用していきましょう。

まとめ

今回の記事では【見積もり入門】フリーランスが安心して案件を契約するためのコツをご紹介させていただきました。

勉強してきたデザインやプログラミング技術をお仕事にできるというはとても幸せな事です。
ですがボランティアではありません。
初めての受注案件で「制作費の支払いがされなかった・・」という事があれば、モチベーション低下どころか今後クライアントを信用出来なくなってしまいますよね。

そういった事を起こさないためにも、必ず自分を守るために必要な物を準備しておきましょう。

それでは、良いフリーランス生活を!!